自動車保険の等級 割引率早見表【1〜20等級】最高等級は何%引き?
1〜20等級の割引率を一覧表で解説。最高等級(20等級)は無事故で63%割引、新規は6等級19%割引スタート。事故の3等級ダウンで3年間いくら損するか、保険を使う・使わないの判断基準まで。
自動車保険の等級とは(ノンフリート等級制度)
自動車保険(任意保険)の「等級」とは、契約者の事故歴に応じて保険料の割引・割増を決める制度です。正式にはノンフリート等級といい、1等級から20等級まで20段階あります。任意保険の保険料を左右する一番大きな要素が、この等級です。
数字が大きいほど保険料が安くなる仕組みで、20等級の人と6等級(新規)の人では、同じ車・同じ補償内容でも保険料が2〜3倍変わることもあります。
基本ルールは3つだけ。
- 新規加入時:6等級からスタート
- 無事故の年:翌年に1等級アップ
- 事故あり(保険使用)の年:翌年に3等級ダウン
10年間無事故を続けると、6等級→16等級まで上がります。
等級ごとの割引率 一覧表【1〜20等級 完全版】
「等級ごとの割引率を一覧表で見たい」という方のために、各等級の割引率の目安をまとめました。「無事故等級」と「事故あり等級」で割引率が変わるため、両方を併記しています。
| 等級 | 無事故割引率 | 事故あり割引率 |
|---|---|---|
| 1等級 | 64%割増 | — |
| 2等級 | 28%割増 | — |
| 3等級 | 12%割増 | — |
| 4等級 | 2%割引 | — |
| 5等級 | 13%割引 | — |
| 6等級(新規スタート) | 19%割引 | — |
| 7等級 | 30%割引 | 20%割引 |
| 8等級 | 40%割引 | 21%割引 |
| 9等級 | 43%割引 | 22%割引 |
| 10等級 | 45%割引 | 23%割引 |
| 11等級 | 47%割引 | 25%割引 |
| 12等級 | 48%割引 | 27%割引 |
| 13等級 | 49%割引 | 29%割引 |
| 14等級 | 50%割引 | 31%割引 |
| 15等級 | 51%割引 | 33%割引 |
| 16等級 | 52%割引 | 36%割引 |
| 17等級 | 53%割引 | 38%割引 |
| 18等級 | 54%割引 | 40%割引 |
| 19等級 | 55%割引 | 42%割引 |
| 20等級 | 63%割引 | 44%割引 |
※ 各損保会社・年齢条件・運転者条件により実際の割引率は異なります。あくまで目安です。
「0等級」というものは存在しません。新規加入は6等級から始まり、特殊な条件(セカンドカー割引)でのみ7等級スタートになります。
等級別の割引率 よくある質問
7等級の割引率は何%?
無事故等級なら30%割引、事故あり等級なら20%割引が目安です。新規スタートの6等級(19%割引)から1年間無事故で7等級に上がると、割引率が一気に11ポイント上がります。セカンドカー割引で7等級スタートした場合も同じ割引率です。
10等級の割引率は何%?
無事故等級なら45%割引が目安です。新規6等級から4年間無事故で到達します。このあたりから保険料の下がり方はゆるやかになります。
15等級の割引率は何%?
無事故等級なら51%割引が目安です。11〜19等級は1年で1%前後ずつしか変わらないため、「等級が上がったのに保険料があまり変わらない」と感じやすい帯です。
最高等級(20等級)の割引率は何%?
無事故で63%割引が目安です。19等級(55%)から一気に8ポイント上がるのが特徴で、20等級に到達すると保険料はおよそ3分の1近くまで下がる計算になります。
割引率は保険会社によって違う?
2022年以降、等級ごとの割引率は各社が独自に設定できるようになっています。上の表はあくまで目安で、同じ20等級でも会社によって割引率も基準保険料も違います。だからこそ、同じ等級で複数社を比較すると差額が見つかりやすいのです。
等級が上がる条件と早く上げる方法
等級は基本的に「1年に1等級ずつ」しか上がりません。これは保険業界の共通ルールで、どの保険会社に乗り換えても変わりません。
ただし、以下のテクニックで「実質的に高い等級」を確保することは可能です。
セカンドカー割引で7等級スタート
家族内で2台目以降の車を契約する場合、「セカンドカー割引」を使うと新規6等級ではなく7等級スタートになります。
条件:
- 同じ家族(記名被保険者または配偶者・同居親族)が1台目で11等級以上を持っている
- 2台目の記名被保険者が個人
1等級ぶん有利にスタートできるので、子供の免許取得時などに有効です。
等級プロテクト特約(一部社)
事故時の等級ダウンを1回まで猶予する特約。保険料は若干上がりますが、等級ダウンの影響を考えると長期的には得になる場合があります。
事故で等級が下がると保険料はいくら上がる?
事故で保険を使うと、翌年から3等級ダウンします。さらに3年間は「事故あり等級」として通常より低い割引率が適用されます。
1等級下がるといくら上がる?
具体的な金額の目安:
| 現在の等級 | ダウン後 | 年間保険料の増加目安 |
|---|---|---|
| 20等級 → 17等級 | 17等級(事故あり) | 年¥15,000〜¥30,000増 |
| 15等級 → 12等級 | 12等級(事故あり) | 年¥20,000〜¥40,000増 |
| 10等級 → 7等級 | 7等級(事故あり) | 年¥30,000〜¥50,000増 |
※ 車種・年齢・補償内容で変動します。
3年間の合計で計算すると、1回の事故で¥50,000〜¥150,000の追加負担になることがあります。
保険を使うかどうかの判断基準
修理費が「等級ダウンによる増加分×3年分」より少ない場合、自腹の方が結果的に安くなることが多いです。
| 修理費 | 等級ダウンの損失(3年分目安) | 判断 |
|---|---|---|
| ¥50,000 | ¥90,000以上 | 保険を使わない方が得 |
| ¥100,000 | ¥90,000前後 | ほぼ同等、慎重に判断 |
| ¥150,000 | ¥90,000以上 | 保険を使う方が得 |
修理費が10万円前後の場合は、保険会社に「等級ダウンした場合の3年間の増加額」を試算してもらうのがおすすめです。
等級ダウン事故・ノーカウント事故の違い
事故にも種類があり、等級が下がるかどうかが変わります。
| 事故の種類 | 等級ダウン | 例 |
|---|---|---|
| 3等級ダウン事故 | -3等級 | 対人・対物・車両保険を使う事故 |
| 1等級ダウン事故 | -1等級 | 盗難・火災・台風など車両保険のみ使用 |
| ノーカウント事故 | 変動なし | 弁護士費用特約のみ使用、人身傷害単独利用など |
「弁護士特約だけ使う」場合は等級が下がらないので、安心して使えます。
「等級が高いと乗り換えで損する」は誤解
等級は保険会社に属するのではなく、ドライバー本人に紐づいています。乗り換えた場合でも現在の等級をそのまま新しい保険会社に引き継げます。
引き継ぎ条件:
- 前契約終了日から13ヶ月以内に新契約を開始する
- 同一の記名被保険者であること
長年かけて上げた等級は、乗り換えても消えません。むしろ等級が高い人ほど乗り換えの節約効果が大きいことが多いです。
例:18等級・40代主婦の場合、保険会社を変えるだけで年¥20,000〜¥35,000の節約事例があります。
ノンフリート等級とフリート等級の違い
個人の自動車保険で使われるのは「ノンフリート等級」です。10台以上の車を所有する法人向けには「フリート契約」があり、計算ルールが全く違います。
通常の主婦・個人ドライバーはノンフリート等級だけ理解すれば十分です。
まとめ:自分の等級を確認して比較
等級は以下で確認できます。
- 保険証券(紙またはPDF)
- 保険会社のマイページ
- 更新案内のハガキ
正確な等級を一括見積もりに入れると、実態に近い保険料が算出されます。等級が高い方ほど、乗り換えで節約できる可能性が高いので、まずは比較してみましょう。
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