軽自動車とコンパクトカー、実燃費で比べるとどちらが得?
軽自動車は税金や本体価格で有利ですが、燃費だけで見るとハイブリッド搭載のコンパクトカーが上回ることもあります。カタログ燃費と実燃費の違いをふまえて比較します。
「軽自動車のほうが燃費がいい」は、もう当てはまらないことも
軽自動車は車体が軽く、税金や本体価格でも有利なため、 「燃費も一番いい」と思われがちです。
ですが最近は、ハイブリッドを搭載したコンパクトカーが、 実燃費で軽自動車を上回ることも珍しくありません。
カタログ燃費のトップランキング
国土交通省のデータ(WLTCモード)によると、 それぞれのカテゴリのトップはおおむね次のような水準です。
| カテゴリ | カタログ燃費の目安 |
|---|---|
| コンパクトカー(ハイブリッド)トップクラス | 約36km/L前後 |
| 軽自動車 トップクラス | 約28km/L前後 |
ハイブリッド搭載のコンパクトカーのほうが、 カタログ燃費では上回っているのが現状です。
カタログ燃費と実燃費は違います
ここで注意したいのが、 カタログ燃費(WLTCモードなど)と、 実際に走ったときの燃費(実燃費)は一致しないという点です。
目安として、実燃費はカタログ燃費の8割程度と言われています。
たとえばカタログ燃費28km/Lの車であれば、 実際の燃費は22km/L前後になることが多い、というイメージです。
この目安は軽自動車・コンパクトカーどちらにも当てはまるため、 比較する際は両方に同じ割合を掛けて考えれば、 おおよその実燃費差を把握できます。
燃費だけでなく「総額」で比べる
車を選ぶときに重要なのは、 燃費だけでなく維持費全体です。
| 項目 | 軽自動車 | コンパクトカー |
|---|---|---|
| 車両本体価格 | 安め | 軽より高め(ハイブリッドはさらに高め) |
| 自動車税 | 安い(一律1万円前後) | 排気量に応じて上がる |
| 燃費(実燃費目安) | 車種による | ハイブリッドなら軽を上回ることも |
| 車検・重量税 | 軽自動車料率で有利 | 普通車料率 |
軽自動車は税金や車両価格で有利、 ハイブリッドのコンパクトカーは燃料代で有利になりやすい、 という住み分けです。
年間の走行距離が多いほど、 燃料代の差が総額に効いてきます。
年間1万km以上走る場合は、 燃料代の差でハイブリッドの割高分を回収しやすいとされています。 逆に走行距離が少ない場合は、車両価格の差が縮まらず、 軽自動車のほうが総額で有利なままのことも多くあります。
車検費用も含めて考える
燃費だけでなく、車検のたびにかかる費用も維持費の一部です。
車種別の車検費用の目安は、 N-BOX JF1の車検費用 のような車種別記事や、 車検5種類の費用比較で確認できます。
判断の目安
| こんな方 | 向いている選択 |
|---|---|
| 年間走行距離が多い(通勤・送迎で毎日乗る) | ハイブリッドコンパクトカー |
| 年間走行距離が少ない(週末中心) | 軽自動車 |
| 車両価格を抑えたい | 軽自動車 |
| 長く乗るつもりで、燃料代を重視したい | ハイブリッドコンパクトカー |
まとめ
- カタログ燃費では、ハイブリッドコンパクトカーが軽自動車を上回ることがある
- 実燃費は、カタログ燃費の8割程度が目安
- 軽自動車は税金・車両価格、コンパクトカーは燃料代で有利になりやすい
- 年間走行距離が多いほど、ハイブリッドの燃料代メリットが効いてくる
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