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保険2026-08-156

事故で保険を使うと等級はどう下がる?3年間の総額で比較する

自動車保険を1回使うと、等級が下がり保険料が上がった状態が数年続きます。3等級ダウン事故を起こした場合の等級推移と、修理費を自費で払った場合との総額比較を解説します。

保険を使うと、その年だけでなく「その後」も響きます

自動車保険を使うかどうか迷ったとき、 「今年の保険料が上がるだけ」と考えがちですが、 実際にはもっと長く影響します。

等級ダウンは「その年限り」ではありません

事故で保険を使うと等級が下がりますが、 その等級は無事故を続けて1年ごとに1つずつ回復していく仕組みです。

つまり3等級下がった場合、 元の等級に戻るまでに3年間かかります。

経過年数等級の状態
事故発生年事故前の等級で契約(保険は使う)
翌年3等級ダウン
2年後2等級ダウン(1つ回復)
3年後1等級ダウン(もう1つ回復)
4年後元の等級に戻る

保険料が高い状態が、3年間続くということです。

事故有係数期間というルールもあります

さらに、等級には 「無事故」の等級と「事故有」の等級で、割引率が違う という仕組みがあります。

同じ「15等級」でも、 無事故で到達した15等級と、 事故で下がって戻ってきた15等級では、 割引率が異なります(事故有のほうが割引率が低い)。

これを「事故有係数期間」といい、 3等級ダウン事故なら3年間、この不利な係数が適用されます。

具体的にどれくらい変わるか

正確な金額は保険会社・車種・年齢条件で変わりますが、 考え方としてはこうなります。

  • 事故前:無事故〇等級(高い割引率)
  • 事故直後:3等級ダウン、さらに事故有係数も適用(割引率が大きく下がる)
  • その後3年間:等級が回復していく間も、事故有係数の影響が残る

1回の事故で、3年間トータルの保険料が数万円〜十数万円変わる ケースも珍しくありません。

だから「小さな修理は自費」という判断が出てきます

これが、多くの人が 「バンパーの軽い傷くらいなら保険を使わない」 と判断する理由です。

  • 修理費が5万円
  • でも保険を使うと3年間で保険料が10万円以上上がる

このような場合、保険を使わないほうが総額で得になることがあります。

判断の目安

修理費の目安考え方
保険料の3年間の上昇分より明らかに安い自費で直すことを検討
保険料の上昇分と同程度、またはそれ以上保険を使うほうが有利なことが多い
相手がいる事故で、自分の過失が小さい対人・対物は基本的に保険で対応(等級への影響が違う制度もある)

正確な等級シミュレーションは保険会社に問い合わせると出してもらえます。 「保険を使った場合の来年の見積もり」を事前に聞くのが確実な判断方法です。

等級プロテクト特約という選択肢も

事故を起こしても等級を下げたくない場合、 等級プロテクト特約 という選択肢もあります。

高い等級を積み上げている方ほど検討する価値があります。

まとめ

  • 保険を使うと、等級ダウンの影響は3年前後続く
  • 「事故有係数」により、同じ等級でも割引率が下がる期間がある
  • 小さな修理は、保険を使うより自費のほうが総額で得なことがある
  • 迷ったら保険会社に「保険を使った場合の来年の保険料」を確認する

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