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車検2026-08-145

点検整備記録簿は当日なくてもいい?「後整備」の意味と注意点

ユーザー車検では点検整備記録簿がなくても受検できます。それが「後整備」です。ただし点検義務が消えるわけではありません。前整備との違いと、後整備を選ぶときの注意点を解説します。

記録簿がなくても、検査は受けられます

ユーザー車検の窓口で「点検整備記録簿はお持ちですか?」と聞かれます。 ここで持っていなくても、検査を受けること自体はできます。

窓口で聞かれるのは、実際にはこの2択です。

前整備(ぜんせいび)後整備(あとせいび)
意味検査のに法定点検を済ませた検査のに法定点検をする
記録簿当日提出する当日は不要
検査の合否変わらない変わらない

「後整備」と申告すれば、記録簿を持っていなくても受検できます。

⚠️ 「後整備=点検しなくていい」ではありません

ここが一番の注意点です。

後整備は「あとで必ず点検します」という申告です。 点検の義務がなくなるわけではありません。

  • 法定点検の義務 → 道路運送車両法 第48条
  • 記録簿の作成・保存義務 → 同法 第49条

つまり後整備を選んだのに点検をしないままだと、義務を果たしていない状態が続きます

「記録簿はいらない」とだけ書かれた情報を見かけますが、 正確には「当日の提出は不要だが、点検はやる前提」です。

記録簿は自分で書いてもいい

意外と知られていませんが、点検整備記録簿を作成する義務を負うのは 整備工場ではなく自動車の使用者です。

そのため、自分で点検して自分で記入することに法的な問題はありません。 用紙は運輸支局の窓口や、国土交通省のサイトから入手できます。

ただし、24ヶ月点検には分解を伴う項目が含まれます。 自分で判断がつかない部分は、無理をせず工場に依頼するのが安全です。

点検項目の中身は12ヶ月点検と24ヶ月点検の違いで一覧にしています。

どちらを選ぶべきか

こんな方おすすめ
事前に整備工場で点検を済ませた前整備(記録簿を持参)
自分で点検する予定・整備に自信がある後整備(あとで必ず実施)
点検する予定がない後整備を選ぶべきではありません

3つ目が大事です。やる予定がないなら、後整備という申告自体が実態と合いません。

保存期間

作成した記録簿は1年間の保存義務があります。

車の売却時にも、整備履歴として査定にプラスに働くことがあります。 捨てずに車検証と一緒に保管しておきましょう。

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