軽トレーラーのユーザー車検|費用13,000円台で自分で通す手順
軽トレーラーは構造が単純で、排ガス検査もヘッドライト検査もないためユーザー車検に向いています。必要書類・当日の流れ・費用の内訳・事前チェック項目をまとめました。
軽トレーラーはユーザー車検の入門に最適です
理由ははっきりしています。 普通車のユーザー車検で落ちる主な原因が、そもそも存在しないからです。
| 落ちやすい項目 | 軽トレーラーは |
|---|---|
| ヘッドライトの光度・光軸 | 前照灯がないので検査なし |
| 排出ガス | エンジンがないので検査なし |
| スピードメーター誤差 | 速度計がないので検査なし |
| サイドスリップ | 対象外 |
残るのは外観(灯火類)の確認と下回り検査が中心です。
構造もリヤカーに近く、点検箇所が限られます。 「ユーザー車検をやってみたいが自信がない」という方には、 トレーラーから始めるのは理にかなった選択です。
費用の内訳
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 自動車重量税 | 6,600円 |
| 検査手数料 | 1,400円前後 |
| 自賠責保険 | 5,000円台 |
| 合計 | 約13,000円台 |
> ⚠️ 自賠責は契約期間・地域で変わり、 > 令和8年(2026年)11月1日始期の契約から改定される予定です。 > 最新額は窓口や代理店でご確認ください。
業者に頼むと、これに代行手数料が加わります。 自分で行けばその分が浮きます。
予約
軽トレーラーは軽自動車検査協会の予約システムから予約します。 (普通トレーラーの場合は運輸支局)
予約方法の基本はユーザー車検の予約方法と同じです。 初めてなら午前のラウンドがおすすめです。
持ち物
| 持ち物 | 備考 |
|---|---|
| 車検証 | トレーラーのもの |
| 自賠責保険証明書(現在のもの) | 必須 |
| 予約番号 | 予約完了メール |
| 現金 | 15,000円程度 |
| 印鑑 | 認印 |
| 納税証明書 | 電子化で不要な場合あり |
| 点検整備記録簿 | 後整備なら当日不要 |
後整備の意味は点検整備記録簿は当日なくてもいい?へ。
出発前のチェック
トレーラーで指摘されやすいのはこのあたりです。
灯火類
牽引車と接続して、実際に点灯するかを確認します。
- テールランプ
- ブレーキランプ
- ウインカー(左右)
- ナンバー灯
- 前部反射器・後部反射器
配線の断線やカプラーの接触不良が最も多いトラブルです。 トレーラーは屋外保管が多く、端子が腐食しやすいためです。
接点復活剤やグリスで手入れしておくと安心です。
タイヤ
長期間動かさないトレーラーは、 走行距離が少なくてもゴムが劣化してひび割れします。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 溝 | 1.6mm以上 |
| ひび割れ | コードが露出していないこと |
「走ってないから大丈夫」は通用しません。年数で劣化します。
連結装置・安全チェーン
- カプラーがしっかりロックされるか
- 安全チェーンが装着されているか
- チェーンが錆びて切れかけていないか
安全チェーンの欠品・破損は不合格につながります。 詳しくはトレーラー車検で必要な装備へ。
下回りの錆
トレーラーは屋外保管が基本なので、フレームの腐食が進みやすい車両です。
特にボートトレーラーは海水に浸けるため深刻になりがちです。 ボートトレーラーの錆対策で詳しく扱っています。
当日の流れ
- 窓口で用紙をもらう(「トレーラーのユーザー車検です」と伝える)
- 自賠責を更新する
- 重量税・検査手数料の印紙を買う
- 用紙に記入して受付へ
- 検査ラインへ
- 外観検査(灯火類の確認)
- 下回り検査
- 総合判定 → 車検証とステッカーを受け取る
普通車より工程が少ないぶん、ライン内はあっという間に終わります。
窓口の詳しい流れは当日の窓口の回り方が参考になります。 (トレーラーの場合は排ガス・速度計の工程がない、と読み替えてください)
牽引側の準備も忘れずに
車検場までトレーラーを運ぶには、牽引する車に950登録が必要です。
未登録のまま牽引すると違反になります。 950登録とは?で確認してください。
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